Greeting

ご挨拶

脱炭素社会の実現に向けて、各国政府・企業が一体となって取り組んでいる中、当社は燃料を「植える」ところからをコンセプトとしてポンガミアの植樹を推進しております。ポンガミアは幹や葉への炭素蓄積による二酸化炭素削減だけでなく、根粒菌の窒素固定による土壌改良効果も考えられ、次世代のバイオ燃料植物と言えます。

当社の社名であるP2Xには二つの意味が込められております。
一つ目は、「Pongamia to X」=「ポンガミアから燃料、飼料などを生産すること」です。油糧植物ポンガミアから生産される鞘・種子を余すことなく使い切ることを目標として、油の利用だけでなく、鞘のペレット化やバイオコークス化、搾り粕の飼料への利用に向けて取り組んでおります。

二つ目は、「Pongamia Transformation」=「ポンガミアにより人々の生活をより良いものへと変革させること」です。当社はポンガミアの苗の生産から植樹、栽培管理と生産者として活動するにあたり、生産国の労働者に負担なく、また植樹場所の環境に配慮してプロジェクトを進めて参ります。

当社のポンガミア植樹プロジェクトは、未完成であり研究の余地が残されているものの、各企業様・各研究機関様、各大学様に支えられながらも着実に進んでおります。この機会にちょっと変わった名前の「ポンガミア」を覚えていただき、当社の取り組みに興味をもって頂ければ幸いです。

株式会社P2X 代表取締役 岡部 威